ジュリエットからの手紙
『ロミオとジュリエット』の舞台としてして知られるイタリア、ヴェローナ。有名な観光スポットであるジュリエットの生家には、世界中からジュリエット宛に恋の悩みを綴った手紙が届くようになり、いつしかジュリエットになりきった“ジュリエットの秘書”と呼ばれる有志の人々によって心のこもった返信が届けられるようになった。本作はそんな“ジュリエット・レター”と呼ばれる手紙をモチーフに描くラブ・ストーリー。アメリカからやって来たヒロインが、50年前のジュリエット・レターを偶然見つけ、その50年越しの初恋を取り持とうと奔走する中で自らの恋を見つめ直していく姿を、イタリアの美しい風景とともにロマンティックに綴る。主演は「マンマ・ミーア！」のアマンダ・セイフライド。共演に「ジュリア」「いつか眠りにつく前に」のヴァネッサ・レッドグレーヴ。監督は「シャーロットのおくりもの」のゲイリー・ウィニック。
ニューヨークで雑誌の調査員として働くソフィは、婚約者のヴィクターとイタリアのヴェローナに婚前旅行でやって来る。ところが、レストランの開店を予定しているヴィクターはソフィそっちのけで食材探しに夢中。仕方なく、一人で“ジュリエットの家”を訪れたソフィ。偶然にも、壁の中にあった一通の“ジュリエット・レター”を見つける。それは、50年前にイタリアを訪れ、そこで出会った青年ロレンツォと恋に落ちた英国人女性クレアが書いたものだった。その手紙にソフィが返事を書いたところ、それを受け取ったクレアが孫のチャーリーを伴ってはるばるイタリアまでやって来た。ソフィはクレアの話を聞くと、ロレンツォを捜し出そうと提案、こうして３人で50年前の初恋の相手を捜す旅が始まるのだが…。＜allcinema＞2010年
原題：LETTERS TO JULIET上映時間 105分
製作国 アメリカ50年分の愛を抱えて、あなたに会いに来ました。
監督： ゲイリー・ウィニック
製作： キャロライン・カプラン エレン・バーキン マーク・キャントン
製作総指揮： ロン・シュミット
脚本： ホセ・リベーラ ティム・サリヴァン
撮影： マルコ・ポンテコルヴォ
プロダクションデザイン： スチュアート・ワーツェル
衣装デザイン： ニコレッタ・エルコーレ
編集： ビル・パンコウ
音楽： アンドレア・グエラ
音楽監修： ジョン・フーリアン
出演： アマンダ・セイフライド ソフィ クリストファー・イーガン チャーリー
ガエル・ガルシア・ベルナル ヴィクター フランコ・ネロ ロレンツォ
ヴァネッサ・レッドグレーヴ クレア
マルシア・デボニス ルイーザ・ラニエリ マリナ・マッシローニ
リディア・ビオンディ ミレーナ・ヴコティッチ ルイーザ・デ・サンティス
ファビオ・テスティ
あんまり期待してなかったんですけどね～。
甘甘な展開で、リアリティはないんだけど、
心がすさんでいるときは、こういう作品に救われますね。
甘甘な展開で、リアリティはないんだけど、
心がすさんでいるときは、こういう作品に救われますね。
記者になりたいソフィと婚約者でイタリアンのシェフは、婚前旅行でイタリアへ行くんだけど、
このフィアンセ。ひと癖も二癖もある奴…。
ガエル・ガルシア・ベルナルなんて大物を配置してるから、
けっこう重要なんだろうなと思っていたら、確かに重要なポジションではあったけど…(^^ゞ
このフィアンセ。ひと癖も二癖もある奴…。
ガエル・ガルシア・ベルナルなんて大物を配置してるから、
けっこう重要なんだろうなと思っていたら、確かに重要なポジションではあったけど…(^^ゞ
こういうのを前向きな男、というのか、
自分しか見えない、我が儘な男と言うのか。
それは受け止め方一つなんだろうけど、
やっぱり一緒にいたいとか、共有したいものがあるとか、
そういうものは大事にしたいかな～。
こっちを見てくれてる？と不安になるような、自分の夢に突き進む男では、私的にはアウト。
自分しか見えない、我が儘な男と言うのか。
それは受け止め方一つなんだろうけど、
やっぱり一緒にいたいとか、共有したいものがあるとか、
そういうものは大事にしたいかな～。
こっちを見てくれてる？と不安になるような、自分の夢に突き進む男では、私的にはアウト。
そこで出会ったのが、
50年前にジュリエットに手紙を書いたクレアと、孫のチャーリー。
イタリアには、ジュリエットの生家に世界中から手紙が届き、
それに返事を書く、ジュリエットの秘書がいる。
それを知ったソフィは、フィアンセが相手をしてくれないから、
その時間を使って手伝うことにするのです。
それに返事を書く、ジュリエットの秘書がいる。
それを知ったソフィは、フィアンセが相手をしてくれないから、
その時間を使って手伝うことにするのです。
そして、それをきっかけにして出会ったクレアと一緒に、
50年前に成就しなかった、恋の相手を探す旅に出かけることになります。
50年前に成就しなかった、恋の相手を探す旅に出かけることになります。
クレアとチャーリーとソフィのロードムービーになって、物語の第Ⅱ部と言う感じ。
イタリアの田舎の風景がいいんですよね～。
イタリアの田舎の風景がいいんですよね～。
クレアは純粋な思いなんだけど、
ソフィは、記者になりたくて、
その為のネタになりそうなこの話に乗っかっただけのような感じがして、
一歩引いた雰囲気がちょっと苦手というか、違和感と言うか…。
一歩引いた雰囲気がちょっと苦手というか、違和感と言うか…。
その反面、付添いで一緒に旅をするチャーリーは熱血漢。
身内だからこそ、傷ついてほしくない。
その熱い気持ちが凄く良く伝わります。
身内だからこそ、傷ついてほしくない。
その熱い気持ちが凄く良く伝わります。
50年も経ってるんだもん。
相手が生きているとは限らない。
健康であるか、幸せであるか、全然分からないわけで、
どんな結末が待っているのか…。
50年前の恋人を探すなんて非現実的だし、
手紙に返事なんて書いて、祖母をそそのかしていい迷惑だ！
という思いがありありの、チャーリーのほうが普通なのかもしれません。
どんな結末が待っているか。
まあ、ハッピーエンド好きな私が気に入った作品なので、そういうことです。
クレアは大事な思い出が、未来へ繋がる。
素敵なことだなって思いました。
いくつになっても、愛する人を応援する結末です。
ソフィも、本当に必要な愛を手に入れる。
彼女のためにアメリカに行くというチャーリーって、ほんとに熱血漢♪
素敵なことだなって思いました。
いくつになっても、愛する人を応援する結末です。
ソフィも、本当に必要な愛を手に入れる。
彼女のためにアメリカに行くというチャーリーって、ほんとに熱血漢♪
これ、邦題と原題は、意味が逆なんですよね。
面白い(^^)
