ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-
「ディパーテッド」の脚本でオスカーを獲得したウィリアム・モナハンが、ケン・ブルーエンの犯罪小説を基に監督デビューを飾ったハードボイルド・サスペンス。裏社会から足を洗うべく人気女優のボディガードとなった男と、彼を引き込もうとする組織との対立がエスカレートしていくさまをスタイリッシュに描く。主演は「リクルート」「ヒットマンズ・レクイエム」のコリン・ファレルと「つぐない」「わたしを離さないで」のキーラ・ナイトレイ。共演にデヴィッド・シューリス、レイ・ウィンストン。
3年の刑期を終え出所したミッチェルはギャングの世界から足を洗うと決意するが、簡単にはしがらみを断ち切れずにいた。そんな時、ひょんなことから裏社会とは無縁の職にありつく。それは、若くして引退した今も悪質なパパラッチに悩まされ続ける元トップ女優シャーロットのボディガードというものだった。ところがギャングのボス、ギャントがミッチェルを気に入り、仲間に引き込もうと誘いをかけてくる。ミッチェルがきっぱりと断ると、今度は彼の周辺に累が及び始めてしまい…。<allcinema>2010年
原題:LONDON BOULEVARD上映時間 104分
製作国 イギリス
監督: ウィリアム・モナハン
製作: グレアム・キング ティム・ヘディントン クエンティン・カーティス ウィリアム・モナハン
製作総指揮: レッドモンド・モリス コリン・ヴェインズ
原作: ケン・ブルーエン 『ロンドン・ブールヴァード』(新潮社刊)
脚本: ウィリアム・モナハン
撮影: クリス・メンゲス
プロダクションデザイン: マーティン・チャイルズ
衣装デザイン: オディール・ディックス=ミロー
編集: ドディ・ドーン ロブ・サリヴァン
音楽: セルジオ・ピッツォーノ
出演: コリン・ファレル ミッチェル キーラ・ナイトレイ シャーロット
デヴィッド・シューリス ジョーダン アンナ・フリエル ブライオニー
ベン・チャップリン ビリー・ノートン レイ・ウィンストン ギャント
エディ・マーサン サンジーヴ・バスカー スティーヴン・グレアム
オフィリア・ラヴィボンド ジェイミー・キャンベル・バウアー ヴェリボール・トピッチ
リー・ボードマン
キーラが出ているということでレンタルしたんですが…。
ギャング映画だったんだ~と、観ながら思ったほど、解説も読まずに観始めたわけで…(^^ゞ
ギャング映画だったんだ~と、観ながら思ったほど、解説も読まずに観始めたわけで…(^^ゞ
主人公のミッチェルが、ギャングの世界から足を洗おうとするんだけど、
周囲は放っておかないわけです。
昔馴染みや街のボスなどが、あの手この手で引き戻そうとするわけです。
周囲は放っておかないわけです。
昔馴染みや街のボスなどが、あの手この手で引き戻そうとするわけです。
ミッチェルが出した結論は、全てを排除することだったんです。
ところが、全てを排除し切れなかったことで、最悪の結果が待っていた。
何と言うのか…。
ひとつずつのエピソードは面白いんだけど、
どうにも山が見当たらない。
淡々と時間を追っていくだけで緩急の差がないから、
観ていてちょっと退屈になってしまいました。
ひとつずつのエピソードは面白いんだけど、
どうにも山が見当たらない。
淡々と時間を追っていくだけで緩急の差がないから、
観ていてちょっと退屈になってしまいました。
ミッチェルの素性も、イマイチ分かりにくい。
女優と一緒にいるジョーダンという男も、いったい何?って感じだったし…。
素性が分からない人たちの集まりみたい。
女優と一緒にいるジョーダンという男も、いったい何?って感じだったし…。
素性が分からない人たちの集まりみたい。
セリフの端々で語られてはいるんだけど、
キャラを引きつける要素が薄くて、取りとめのない感じを受けてしまいました。
キャラを引きつける要素が薄くて、取りとめのない感じを受けてしまいました。
しがらみというんしょうね。
そう簡単に裏社会からは抜けられない、
そんなミッチェルの苛立ちは感じ取れました。
キーラは魅力的だったかというと、どうでしょう…?(^^ゞ
コリン・ファレルはカッコ良かったです。