LOOPER/ルーパー (2012)

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 殺すべき標的が30年後の自分というひねりの利いた設定と巧みな脚本が各方面から絶賛されたSFアクション。主演は「インセプション」「ダークナイト ライジング」のジョセフ・ゴードン=レヴィットと「ダイ・ハード」のブルース・ウィリス、共演にエミリー・ブラントジェフ・ダニエルズ。監督は「BRICK ブリック」のライアン・ジョンソン
 2074年の世界ではタイムマシンが開発されていたが、その使用は法律で固く禁じられていた。しかし、犯罪組織は違法なタイムマシンを利用し殺人を行っている。なぜなら、その時代にはすべての人間の体内にマイクロマシンが埋め込まれ、殺人が事実上不可能になっていたのだ。そのため、彼らはタイムマシンで標的を30年前に送り、待ち構えている処刑人“ルーパー”に殺害を実行させていた。2044年、ルーパーとして30年後の未来から送られてくる標的の殺害を請け負っていた男ジョー。ある時、そんなジョーの前に標的として現われたのは、なんと30年後の自分だった。一瞬の隙が生まれ、未来の自分に逃げられてしまう現代のジョー。ルーパーは処刑を失敗すれば、即座に犯罪組織に消されてしまう運命だった。現代のジョーは、処刑を完遂すべく、すぐさま未来の自分の追跡を開始するのだが…。<allcinema>
 
2012年
原題:LOOPER
上映時間 118分
製作国 アメリ
 
任務:未来から来る犯罪者を消せ
標的:30年後の自分

監督: ライアン・ジョンソン 
製作: ラム・バーグマン ジェームズ・D・スターン 
製作総指揮: ダグラス・E・ハンセン ジュリー・ゴールドスタイン ピーター・シュレッセル 
            ジョセフ・ゴードン=レヴィット ダン・ミンツ 
脚本: ライアン・ジョンソン 
撮影: スティーヴ・イェドリン 
プロダクションデザイン: エド・ヴァリュー 
衣装デザイン: シャレン・デイヴィス 
編集: ボブ・ダクセイ 
音楽: ネイサン・ジョンソン 
出演: ジョセフ・ゴードン=レヴィット ヤング・ジョー
        ブルース・ウィリス オールド・ジョー
        エミリー・ブラント サラ
        ポール・ダノ セス
        ノア・セガン キッド・ブルー
        パイパー・ペラーボ スージー
        ジェフ・ダニエルズ エイブ
        トレイシー・トムズ フランク・ブレナン ギャレット・ディラハント 
    ニック・ゴメス ピアース・ガニォン 
 
楽しみにしてた作品です。
鑑賞当日は、TOHOシネマズデーで千円で観られるし、祝日でもあるし、
行きつけのシネコンは朝から混雑してました。
客席も7割ぐらいかな~。けっこう埋まってました。
 
ちょっと複雑とか、最後まで観てもよくわからないとか、
そんな感想を耳にしてたので、心して鑑賞しました。
 
大まかに、タイムトラベルものだとか、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの30年後がブルース・ウィリスだとか
その30年後の自分を殺すとか…。
そのくらいの知識はあったんですが、そこまで入り組んではいなかったと思うんですよね~。
 
公開中なので、内容にはできるだけ触れず…。
 
単純なタイムトラベルものかと思ってました。
タイムトラベルものには未来を変えてはいけない、というルールが存在するものが多くて、
それを逆手に取ったのが、かの有名な【ターミネーター】なわけで、
観てる最中に、ちょっとした錯覚に陥るのは事実です。
 
冒頭にテレパスの話が組み込まれています。
何かあるなって思うワンシーンだけど、
タイムトラベル+テレパスという組み合わせで、異色な感じに仕上がってます。
 
ジョセフ・ゴードン=レヴィットブルース・ウィリスに加えて
後半からエミリー・ブラントが登場します。
絶対に何かあるよな~というキャスト。
そして彼女の子供の存在。
記憶の彼方にある【ブリキの太鼓】を思い出させる子供。
これがこの作品の結末のポイントでした。
鈍い私でも、絶対にこの子供に何かあるぞ!と思いました。

カーチェイスやガンファイトなど、そこそこ見せ場はあるけど、
観終わって爽快感満点ではなく、
どちらかというと、切なさが残る展開でした。
 
いろいろハードなシーンの連続だったけど、
つまりは愛情深い男の話、だったのかもね、なんて思いました。
 
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの30年後がブルース・ウィリスというのは問題あり?
いえいえ、個人的にはそうなるかもね~なんて楽しんで観てました(^^)