ロック・オブ・エイジズ

 
  80年代ロックをフィーチャーして大ヒットしたブロードウェイ・ミュイメージ 1ージカルを「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン監督が、トム・クルーズキャサリン・ゼタ=ジョーンズポール・ジアマッティはじめ豪華キャストの共演で映画化。夢を追って都会にやってきた若い男女とロックのカリスマがめぐり逢い、それぞれの運命が思わぬ方向に回り始めるさまを、80年代のロックンロール・ナンバーとともに描き出す。主演の若い男女には、それぞれ歌手としても活躍する新鋭、ディエゴ・ボネータとジュリアン・ハフが抜擢された。
栄光とスキャンダルに彩られた80年代のハリウッド・サンセット通り。歌手を夢見て田舎から出てきたシェリーは、ライブハウス“バーボン・ルーム”でウェイターをしながら歌手デビューを目指す青年ドリューと出会う。彼の紹介でシェリーもバーボン・ルームでウェイトレスをすることになり、2人は次第に距離を縮めていく。そんな中、かつての勢いはなくなったもの、いまだカリスマとして業界に君臨するスーパー・スター、ステイシー・ジャックスのライブがバーボン・ルームで行われようとしていた。<allcinema>
2012年
原題:ROCK OF AGES
上映時間 123分
製作国 アメリ
落ちぶれたロックスターが、夢を追う若者に出会った――
監督:アダム・シャンクマン
製作:マット・ウィーヴァー  スコット・プリサンド カール・レヴィン  トビー・マグワイア 
       ギャレット・グラント ジェニファー・ギブゴット
製作総指揮:トビー・エメリッヒ リチャード・ブレナー マイケル・ディスコ サミュエル・J・ブラウン 
                ヒラリー・ブトラック・ウィーヴァー ジャネット・ビリグ・リッチ
                アダム・シャンクマン クリス・ダリエンツォ
脚本:ジャスティン・セロー クリス・ダリエンツォ アラン・ローブ
オリジナル脚本:クリス・ダリエンツォ(ミュージカル『ROCK OF AGES』)
撮影:ボジャン・バゼリ
プロダクションデザイン:ジョン・ハットマン
衣装デザイン:リタ・ライアック
編集:エマ・E・ヒコックス
振付:ミア・マイケルズ
音楽:アダム・アンダース ピアー・アストロム
音楽監修:マット・サリヴァン
音楽総指揮:アダム・アンダース
出演:ジュリアン・ハフ シェリー・クリスチャン
       ディエゴ・ボネータ ドリュー・ボーリー
       ラッセル・ブランド ロニー
       ポール・ジアマッティ ポール・ギル
      キャサリン・ゼタ=ジョーンズ パトリシア・ウィットモア
      マリン・アッカーマン コンスタンス・サック
       メアリー・J・ブライジ ジャスティ
      アレック・ボールドウィン デニス・デュプリー
      トム・クルーズ ステイシー・ジャックス
      ブライアン・クランストン マイク・ウィットモア

これは、劇場で観たかったんですよねー!
あっという間に上映回数が減って、時間が合わなくなったんです。
あんまり評判が良くなかったのか。
トムクルさんなのにね。

そのトムさん。
いや~~。驚かされました!
こんなに見事にロックスターを演じちゃって、さすがハリウッドスター!という根性を見ました。
最初は違和感があったんだけど、
まあね。トムさんの歌声なんて聞いたことないし、
ほんとに歌ってるのかしら、なんて疑ってかかってるからしっくりいかない。
でも、ちゃんと訓練を受けて自分で歌ってると知って、改めて感動しました。

トム・クルーズほどのスターならば当然歌も歌える。それがハリウッドスターだ」
というコメントを目にしたけど、ほんとにそうなんですよね~。

歌えるだけじゃない、
決して大袈裟じゃないというパフォーマンス。
圧倒されました。

王道の物語。
田舎からスターを夢見てきたシェリーが、思い通りにならずに悩み恋し、
恋人がスタートしてデビューすることになって
ちょっとしたことですれ違い、別れ。
巷では、ロックに対する排斥デモがあったり、
ライブハウスの買収問題なんかがあったりと、
盛り込み過ぎではあるけど、見どころも多いです。

そうそう、トムさん演じるロックスターと
ロックの排斥運動をする知事夫人との過去も面白いです。

知事夫人を演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズのパフォーマンスも良いですよ~!

おかげで、
主人公のシェリーと恋人のドリューの影は薄いかも…(^^ゞ

80年代の音楽には詳しくないけど、そこだけが見どころじゃないから、
自分なりのツボを見つけられたら楽しめると思います。