メリダとおそろしの森(アニメ)

イメージ 1 「トイ・ストーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」のディズニー/ピクサーが贈るファンタジー・アドベンチャー・アニメ。ピクサー史上初の女性主人公となる勝ち気な赤毛の王女メリダが、母親との葛藤を乗り越え、王国と家族を守るために愛と勇気の大冒険を繰り広げるさまを最新の3D映像で描き出す。声の出演は王女メリダ役のケリー・マクドナルドのほか、ビリー・コノリーエマ・トンプソンらが務める。また日本語吹替版ではメリダ役をAKB48大島優子が担当。監督は長編デビューとなるマーク・アンドリュース。
 森と人間が共存する中世スコットランドのとある王国。王女のメリダは弓矢を手に野山を駆け回るのが大好きな自由気ままなお転婆少女。王女としての心構えや立ち居振る舞いを口うるさく指導する母のエリノア王妃とはいつも衝突してばかり。そんなある日、メリダは森の中で見つけた鬼火に導かれ森の魔女と巡りあう。そして運命を変えられるという魔女に、自由になりたいとお願いしてしまう。しかし森と人間の間には魔法を使ってはならないという掟が存在した。その掟が破られてしまったことで、王国は存亡の危機を迎えてしまうのだったが…。
<allcinema>
 
2012年
原題:BRAVE
上映時間 94分
製作国 アメリ
私が、守り抜く。
監督:マーク・アンドリュース ブレンダ・チャップマン 
製作:キャサリン・サラフィアン 
製作総指揮:ジョン・ラセター 
原案:ブレンダ・チャップマン 
脚本:マーク・アンドリュース スティーヴ・パーセル ブレンダ・チャップマン アイリーン・メッキ 
編集:ニコラス・C・スミス 
音楽:パトリック・ドイル 
声の出演:ケリー・マクドナルド 王女メリダ
            ビリー・コノリー ファーガス王
            エマ・トンプソン エリノア王妃
            ケヴィン・マクキッド マクガフィン
            クレイグ・ファーガソン マッキントッシュ
            ロビー・コルトレーン ディンウォール卿
            ジュリー・ウォルターズ 魔女
声の出演(日本語吹替版):大島優子 王女メリダ
 
アニメはどこまでリアルさを追求するんだろう。
単純にリアル~!と言ってた頃が懐かしい…。
と思えるほどに、メリダが実写のように見えて、ちょっと気持ち悪かった…。
ゴメンナサイ…。
 
BDにはボーナストラックがあって、
実際に、スタッフがスコットランドに行って
目にしたことが、
映像化するに当たって参考になっているとか、
色づけに数学の公式が使われているとか、
まあ驚くばかりなんですけどね。
映像は本当に素晴らしかったです。
 
でもね~。
ストーリーに付いていけませんでした…。
メリダの気持ちに寄り添えないんです。
野山を駆け回り、弓を引く自由な王女。
赤い髪は癖っ毛みたいで、まとまらないしまとめようともしない。
コルセットをつけたドレスなんて大嫌い。
そういうのは有りだと思うんですよ。
 
ところが、母親が口うるさいことに嫌気がさし、親の決めた結婚にも従わない。
50歩譲ってそれも有りだとしましょう。
じゃあね、王女としての責任はどうなのよ、と思ってしまうわけです。
自分が良ければそれでいいのか。
父親が尽力してまとめた国家をどう考えているのか。
 
ただのガキンチョのたわごとにしか思えない。
そういうメリダがうざったい。
 
それで魔女の力をかりて母親をクマにするなんて、あり得ないでしょ。

このクマの姿がよく描けてます。
ただのクマではなく、元が女王なので、立ち居振る舞いが女性っぽい。
大きな瞳も印象的。

そんな目にあっても、母親は決して娘を責めたりしません。
“変わる”ことが必要なんじゃなくて、
“相手を思い遣ること”が必要なんだと思いますよ。
ちゃんと話をしましょう。
相手が何を考えてるのか、聞く耳を持ちましょう。
な~んて思ってしまいました(^^ゞ
 
 
最初吹き替えで観たんですが、
やっぱりオリジナルのほうがいいみたいです。
この風貌にはやっぱり英語の勢いがあってるみたいでした。