オール・ユー・ニード・イズ・キル (2014)

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 桜坂洋の同名ライトノベルトム・クルーズ主演で映画化したSFバトル・アクション大作。圧倒的な戦闘力を有する侵略者の襲撃を受ける近未来の地球を舞台に、その侵略者を相手に戦闘と戦死を繰り返す不可思議なタイムループに囚われた一人の兵士の壮絶な運命を描く。共演はエミリー・ブラントビル・パクストン。監督は「ボーン・アイデンティティー」「フェア・ゲーム」のダグ・ライマン。
 謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、人類は滅亡寸前にまで追い込まれていた。そんな中、軍の広報担当だったケイジ少佐は、ある時司令官の怒りを買い、一兵卒として最前線へと送られてしまう。しかし戦闘スキルゼロの彼は強大な敵を前にあっけなく命を落とす。ところが次の瞬間、彼は出撃前日へと戻り目を覚ます。そして再び出撃しては戦死する同じ一日を何度も繰り返す。そんな過酷なループの中で徐々に戦闘力が磨かれていくケイジ。やがて彼はカリスマ的女戦士リタと巡り会う。彼のループ能力がギタイを倒す鍵になると確信したリタによって、最強の“兵器”となるべく容赦ない特訓を繰り返し課されるケイジだったが…。<allcinema>
2014年 原題:EDGE OF TOMORROW 上映時間:113分 製作国:アメリ
日本原作、トム・クルーズ主演。
監督:ダグ・ライマン
製作:アーウィン・ストフ トム・ラサリー ジェフリー・シルヴァー グレゴリー・ジェイコブズ ジェイソン・ホッフス
原作:桜坂洋All You Need Is Kill』(集英社刊)
脚本:クリストファー・マッカリー ジェズ・バターワース ジョン=ヘンリー・バターワース
撮影:ディオン・ビーブ
視覚効果監修:ニック・デイヴィス
プロダクションデザイン:オリヴァー・ショール
音楽:クリストフ・ベック
出演:
トム・クルーズ/ウィリアム・ケイジ
エミリー・ブラント/リタ・ヴラタスキ
ビル・パクストン/ファレウ軍曹
ブレンダン・グリーソン/ブリガム曹長
ジョナス・アームストロング/スキナー
トニー・ウェイ/キンメル
キック・ガリー/グリフ
フランツ・ドラメー/フォード
ドラゴミール・ムルジッチ/クンツ
シャーロット・ライリー/ナンス
日本の原作でハリウッドが映画化。
それもトム・クルーズが。
となれば、観に行かないわけにはいきません(^^)
まあ、元々トムさんのファンなので(*^_^*)

50歳という大台に乗っても、
こういうアクションものを演じるパワーは、ほんとに素晴らしいなあ。
ずっとこの路線で頑張ってほしいと思ってしまいますね。

「死ぬたびに同じことを繰り返し、何が起きるかを学んでいく」
まさにゲーム感覚ですよね。
リセットするって、実際にはあり得ないけど、だからこそ面白い。
観ていてそれほど複雑でもないし、
繰り返すことで起こる失笑も、適度で良い感じだし、
ついには、何回リセットしたのかも分からなくなるし、
最終的には、もうそこまで進んだのね、というスピード感もあって退屈しません。

ただね、冒頭、単なる広報官だったケイジが、
なんだか訳が分からないうちに前線に送られることになる設定は、
観ていてかなり怖いです。
なんでそうなるの?ってほんとにケイジと同じ気持ちになっちゃうんですよ。

そういう名ばかりの少佐だったケイジが、
リセットするたびにどんどん鍛えられていくんです。
顔つきも変わるし、態度もでかくなる。
一人前の兵士になって地球を救う。
まあ、なんとも楽しい娯楽エンターテインメント作品!

そして後半。
結局どこに着地するのか気になって観ていくと…。
おお!そこに来ましたか!
とにやりとさせられて終わりました。

トムさんはもちろんだけど、
エミリー・ブラントがこんな役が出来るって驚きでした。

リセットはあくまでもフィクションの世界のこと。
現実と区別がつかなくならないようにしなくちゃねと、
老婆心ながら思ってしまいました^^;