チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 (2015)

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 ジョニー・デップが奇抜な口ヒゲがトレードマークの皮肉屋でちょっぴりドジなインチキ美術商を演じたアドベンチャー・コメディ。70年代に人気を博したキリル・ボンフィリオリのユーモア・スパイ冒険小説“チャーリー・モルデカイ”シリーズの1作目を映画化。共演はグウィネス・パルトローユアン・マクレガーポール・ベタニー。監督は「シークレット ウインドウ」「プレミアム・ラッシュ」のデヴィッド・コープ
 イギリス。貴族にして美術商のチャーリー・モルデカイ。ロンドンの郊外に大きな屋敷を構え、優雅な暮らしを送っている。しかし、その実態は火の車で破産寸前。そんなモルデカイのもとに、MI5のマートランド警部補が現われ、修復中に盗まれたゴヤの幻の名画を捜索して欲しいと要請する。高額な報酬につられ、最強の用心棒ジョックと共に名画追跡に乗り出したモルデカイだったが…。<allcinema>
2015年 原題:MORTDECAI 上映時間:107分 製作国:アメリ
この“ちょびヒゲ”に、気をつけろ!
監督:デヴィッド・コープ
原作:キリル・ボンフィリオリ 『チャーリー・モルデカイ(1) 英国紳士の名画大作戦』(角川書店刊)
音楽:マーク・ロンソン ジェフ・ザネリ
出演:
ジョニー・デップ/チャーリー・モルデカイ
グウィネス・パルトロージョアンナ
ユアン・マクレガー/マートランド
オリヴィア・マン/ジョージナ
ジェフ・ゴールドブラム/クランプフ
ポール・ベタニー/ジョック
ジョニーの新作です。
白塗りではないけど、こういう役でも驚きはないなあというのが最初の印象。

コメディというのは、その国の色が強く出るので、
あまり得意なジャンルではありません。
言葉の韻を踏んでたり、流行りものだったり、
どうしても伝わりにくい笑いがあったりするんですよね。
なので、今回もあまり期待もせず、ジョニーを観ようという軽い気持ちで観賞しましたが、
まあ、そこそこ笑えたし、拾いものはポール・ベタニーの召使いのジョック!!

一家に一人いたらいいだろうな~という頼もしい奴。
欠点もあるけど、完璧じゃないところがまたいいんですよね~。
頭が切れるスマートなキャラも良いけど、
今回の、ちょっとおバカだけど憎めないキャラが、巧く盛り上げてくれてました。

優雅な暮らしの裏は火の車という貴族のモルデカイが、
その日の車の家計を何とかしようと、高額の報酬に釣られて盗まれた名画を探す、
とおいうお話。
ミステリーと言う部分は弱くて、
やっぱりモルデカイやジョックのキャラに目が行く展開なんだけど、
いわく付きの警部補役のユアン・マクレガーと言った枠役も抜群だし、
ロンドンやアメリカと舞台を変えて、飽きずに観ることはできました。

ジョニーファンなので、甘甘な評価ですみません^^;

原作はシリーズものですが、果たして映画がシリーズ化するかどうかは疑問ですね~。