マダム・マロリーと魔法のスパイス

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 スティーヴン・スピルバーグオプラ・ウィンフリーが製作を務め、リチャード・C・モライスのベストセラー小説を映画化。フランス南部でインド料理店を開いた移民家族と、その真向かいに建つミシュラン1つ星の名店フレンチ・レストランの女主人マダム・マロリーが、互いの料理と文化を巡って激しく衝突するさまとその顛末をハートウォーミングに綴る。主演は「クィーン」「RED/レッド」のヘレン・ミレン、共演は「ぼくの国、パパの国」のオム・プリ。監督は「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」の名匠ラッセ・ハルストレム
 南フランスでミシュラン1つ星を誇るフレンチ・レストランの気高きオーナー、マダム・マロリー。夫を亡くして以来、レストランに情熱の全てを捧げてきた。そんなある日、故郷インドを追われ、新天地を求めてヨーロッパにやって来たカダム一家が、マダム・マロリーの店の向いにインド料理店をオープンする。派手な電飾と騒がしいインド音楽に眉をひそめるマダム。市場での食材の奪い合いも勃発し、マダムとカダム家の頑固なパパは一触即発の険悪ムードに。そんな中、カダム家の次男で亡き母の才能を受け継いだ天才料理人ハッサンと、マダムの店の副料理長マルグリットは互いに心通わせていくが…。<allcinema>

2014年 原題:THE HUNDRED-FOOT JOURNEY 上映時間:122分
製作国:インド/アラブ首長国連邦アメリ
南フランスの名門レストランvs.インド料理店
――その“戦い”は、奇跡のはじまり…
そのスパイスは、あなたの人生を“美味しく”変える。
原作:リチャード・C・モライス『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(集英社刊)
音楽:A・R・ラフマーン
出演:
ヘレン・ミレン/マダム・マロリー
オム・プリ/パパ
マニシュ・ダヤル/ハッサン
シャルロット・ルボン/マルグリット
ミシェル・ブラン/町長

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何度でも観たくなる、楽しい作品でした。
ヘレン・ミレンに惹かれて選んだんですが、ラッセ監督作品だとは!
ちょっとファンタジーっぽくて、鑑賞後に優しい気持ちにさせてくれるのは、
ラッセ監督作品の持ち味です。

ミシュラン1つ星レストランのオーナー(ヘレン・ミレン)と
インドからの移民家族のレストランとのいざこざを描いた作品。

どちらにも料理に対する信念や愛情があって、その対比がいい感じ。

マダム・マロリーはただ単に気位が高いだけではなくて、
実力も兼ね備えたオーナーさんで、
彼女が、インド人一家の次男坊の実力を見抜き、育てていきます。
そのやり取りは、予定調和ではあるけど、だからこそ見ていて安心できます。

最終的に地元に戻ってきた次男坊と、マダムマロリーの笑顔が爽やかです。