ジェイソン・ボーン (2016)

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 マット・デイモンが記憶を失った最強の暗殺者“ジェイソン・ボーン”を演じる大ヒット・シリーズの第5弾にして、マット・デイモンが第3弾「ボーン・アルティメイタム」以来のシリーズ復帰を果たしたサスペンス・アクション。共演はアリシア・ヴィカンダー、トミー・リー・ジョーンズヴァンサン・カッセル。監督もマット・デイモンと同じくシリーズ復帰となったポール・グリーングラス
 全ての記憶を取り戻したジェイソン・ボーンが消息を絶ってから何年もの月日が経ったある日、元同僚のニッキーはギリシャに潜伏している彼との接触を試みる。ニッキーはハッカーグループと手を組み、CIAのサーバーから極秘情報を盗み出していた。その中には“トレッドストーン計画”の全貌とそれに関わったボーンの父親の情報も含まれていた。しかしCIA長官のデューイはニッキーの足取りを追跡し、ギリシャに凄腕暗殺者アセットを送り込む。そんな中、野心を秘めたCAIの若手エージェント、ヘザー・リーは、強引なデューイとは距離を置き、ボーンを再びCIAに引き戻そうと画策するのだったが…。<allcinema>

2016年 原題:JASON BOURNE 上映時間:123分 製作国:アメリ
取り戻した記憶すべてが覆された時、新たな戦いが始まる。
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監督:ポール・グリーングラス
キャラクター創造:ロバート・ラドラム
脚本:ポール・グリーングラス クリストファー・ラウズ
音楽:ジョン・パウエル デヴィッド・バックリー
出演:
マット・デイモンジェイソン・ボーン
ジュリア・スタイルズ/ニッキー・パーソンズ
アリシア・ヴィカンダー/ヘザー・リー
ヴァンサン・カッセル/アセット
トミー・リー・ジョーンズ/ロバード・デューイ
前シリーズが衝撃的で面白かっただけに、
今回のマット・デイモン復活には期待大!でした。

ある意味、全シリーズはあれで完結してましたよね。
それ以上に何を語るのか。
マット・デイモンはまだジェイソン・ボーンを演じられるのか。
楽しみに鑑賞しました。

面白かったです。
面白かったけど、CIA内部抗争がメインのような気がして、
果たしてこれにジェイソン・ボーンを持ってくる必要があったのか。
増してや復帰を促すってどうよ!と思ってしまいました。

もうジェイソン・ボーンが活躍する必要のないところに行ってしまった感じ。
とでもいうんでしょうかね~。
確かに、デビッド・ウエッブが何者だったかは描かれていなかった。
でもそこを描くって、必要あるのかなあ。
そのあたりはどうしても無理やり感が否めませんでした。


マット・デイモンは全シリーズから10年ほど経ってるので、
純粋に年取ったな~という感想です。

今回またしても女性が死んでしまって、
絡むとそうなる?と思ってしまうと、続編も作ろうものなら危険…?^^;
なんて思っちゃうのが、今回登場の女性捜査官役アリシア・ヴィカンダー
コンピューターもガンガンに使いこなす気の強そうな捜査官。
お似合いでした。
そしてお歳は召したし、CMのせいで宇宙人のイメージがついちゃった
憎ったらしいほどに冷徹な役でお見事でした。

なんでヴァンサン・カッセルが作業員何だろうと思っていたら、
(もっと若い人は?と思ったわけです)
そういう事情だったのね、という設定。

恋愛ドラマもなく、ホッと一息つく暇もなく、笑顔もなく…。
おまけに手持ちカメラで揺れる画面。
そんなボーンシリーズは健在でした。

ストーリーとしては、もしこれで復帰すると返事をしたら
後味悪いなあと思っていたんですが、
助手席に置かれたお土産に溜飲が下がりました。

戦いの場で生きてきた人間は、普通の生活に戻るのが大変なのは良く描かれているけど、
それでも、もう戦いの場に戻ってこなくていいんじゃない。
そんな風に感じて、続編はいらないと個人的には思いました。
あ~。でも、作られた観ちゃうでしょうけどね^^;