2016 7月自宅鑑賞

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万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- (2014)
上映時間:119分
彼女の瞳に世界が惑わされる。
監督:佐藤信
原作:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿』シリーズ(角川文庫刊)
出演:
綾瀬はるか/凜田莉子
松坂桃李/小笠原悠斗
初音映莉子/流泉寺美沙
ピエール・ドゥラドンシャン/リシャール・ブレ
橋本じゅ/ 荻野甲陽
村上弘明/朝比奈尚幸

【解説】
 松岡圭祐の『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズを「リアル~完全なる首長竜の日~」の綾瀬はるかと「今日、恋をはじめます」の松坂桃李主演で映画化したミステリー・エンタテインメント。名画“モナ・リザ”に隠された驚愕の謎と“モナ・リザ”をめぐる巨大な陰謀に立ち向かう“万能鑑定士”凜田莉子の活躍を描く。監督は「GANTZ」「図書館戦争」の佐藤信介。
 沖縄県波照間島出身の凜田莉子は、上京しアルバイトを始めたリサイクルショップで類い希な鑑定の才能を開花させる。独立した現在は、多種多様な鑑定を請け負うとともに、依頼品に隠された事件にも自ら首をつっこんでしまう日々。そんなある日、ルーヴル美術館が所蔵する“モナ・リザ”が40年ぶりに来日することになり、莉子はルーヴルのアジア圏代理人を務める朝比奈から、警備強化のための臨時学芸員候補として推薦される。そこで莉子は、彼女の密着取材を続ける気弱な雑誌記者・小笠原悠斗と共にパリへ飛ぶ。ルーヴルで行われた採用テストに合格した莉子は、もう一人の合格者、流泉寺美沙と共にモナ・リザにまつわるありとあらゆるハードな研修をこなしていく。ところが、次第に体調に異変を来たし、鑑定眼までもが狂い始める莉子だったが…。<allcinema>


ラスト、本物を鑑定するシーンはちょっと感動した。
日本の警察なにやってんだ、とか、ツッコミどころは満載だけど、普通に面白かった。
国際的にせずにTVシリーズだともっと鑑定士の力が見られそう。


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タイピスト! (2012)
POPULAIRE
上映時間:111分 製作国:フランス
監督:レジス・ロワンサル
出演:
ロマン・デュリス/ルイ・エシャール
デボラ・フランソワ/ローズ・パンフィル
ベレニス・ベジョ/マリー・テイラー
ショーン・ベンソン/ボブ・テイラー
ミュウ=ミュウ/マドレーヌ・エシャール
【解説】
 1950年代のフランスを舞台に“タイプライター早打ち世界大会”に挑むヒロインを描くエンターテインメント作品。脚本・監督は本作が長編映画デビューとなるレジス・ロワンサル。製作は「オーケストラ!」のアラン・アタル。撮影は「アーティスト」でアカデミー賞にノミネートされたギョーム・シフマン。主演は「ハートブレイカー」のロマン・デュリスと「ある子供」「譜めくりの女」のデボラ・フワンソワ。
 田舎から都会へ出てきたローズ・パンフィルは、ルイ・エシャールの経営する保険会社に秘書として採用された。ドジで不器用なローズはたった一週間で解雇の危機を迎えるが、ルイは彼女の特技である“タイプの早打ち”に注目し、タイプライター早打ち世界大会への出場を持ちかける。地方予選であっさり敗退してしまったローズに対し、ルイは鬼コーチと化して特訓を開始。厳しいトレーニングに耐えたローズは地方大会を一位通過し、パリで行われる世界大会の本戦に挑むのだが…。<allcinema>

50年代の女性のファッションがカラフル。
ベタなラブコメなので気楽に観られる。
タイピングする指の動きが軽やかというには程遠いような…(^^;
アメリカ人はビジネス、フランス人は恋愛。
なんてその台詞ですべてを語る作品。


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STILL ALICE
上映時間:101分 製作国アメリ
もすぐ私はすべてを忘れる。
けれども愛した日々は、消えはしない。
50歳のアリスが自分のままでいられる最期の夏。
家族との絆を描く感動の物語。

監督:リチャード・グラツァー ワッシュ・ウェストモアランド
原作:リサ・ジェノヴァアリスのままで』(キノブックス刊)/『静かなアリス』(講談社刊)
出演:
ハンター・パリッシュ/長男トム
シェーン・マクレー/チャーリー

 「エデンより彼方に」「マップ・トゥ・ザ・スターズ」のジュリアン・ムーアが、若年性アルツハイマーを発症した大学教授役で鬼気迫る演技を披露し、アカデミー主演女優賞をはじめ数々の賞に輝いた感動のヒューマン・ドラマ。徐々に自分が自分でなくなっていく恐怖と向き合っていく主人公の葛藤と、そんな彼女を支えていく家族の絆を描く。原作はリサ・ジェノヴァの同名ベストセラー。共演はアレック・ボールドウィンクリステン・スチュワート。監督は「ハードコア・デイズ」のリチャード・グラツァー&ワッシュ・ウェストモアランド。
 夫にも3人の子どもたちにも恵まれ、充実した日々を送る50歳の大学教授、アリス。ところがある日、講演中に普通の単語が出てこなくなったり、ジョギング中に道に迷ってしまったりといった物忘れが頻繁に起こるようになる。やがて診断の結果、若年性アルツハイマー病と宣告されてしまう。しかも遺伝性で、子どもたちにも発症のリスクがあると分かる。子どもたちにも動揺が広がる中、病気は徐々に進行し、ついには大学も辞めざるを得なくなるアリスだったが…。<allcinema>

時間の経過が早く、どんどん話が進んでいく。どんどん病状が進行する。
壊れていくアリスとそれを支え見守る家族の姿に胸が詰まる。
感動させようという押し付けがなく、淡々と進むだけに辛いものがある。
でも、愛の話。


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約束の地 (2014)
JAUJA
上映時間:110分
製作国:アルゼンチン/デンマーク/フランス/メキシコ/アメリカ/ドイツ/ブラジル/オランダ
そこには あなただけの《結末》が待っている――
消えた娘を捜して、父は荒野を彷徨う。辿り着くのは“地上の楽園”か、それとも――。
出演:
ヴィゴ・モーテンセン/ディネセン大尉
ヴィールビョーク・マリン・アガー/インゲボルグ
ギタ・ナービュ/洞窟の女性
アドリアン・フォンダリ/ピッタルーガ中尉

 これが長編5作目となるアルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソが「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセンを主演に迎え、2014年のカンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞に輝いたドラマ。パタゴニアの荒野を舞台に、忽然と消えた娘を追って大地を彷徨う父親の必死の捜索の行方を、独創的かつ幻想的な筆致で描き出す。19世紀末。アルゼンチン政府軍による先住民掃討作戦に参加したデンマーク人エンジニア、ディネセン大尉とその一人娘インゲボルグ。ある日、ディネセンが愛してやまないインゲボルグが、パタゴニアの大地で忽然と姿を消してしまう。宛てのないままに必死の捜索を続けるディネセンは、やがて一匹の犬に導かれるように、未知なる世界へと足を踏み入れていくが…。<allcinema>

いなくなった娘を探すまでと、その後老女に出会ってから現実なのか幻想なのかよくわからなくなって、挙句のラスト。
どう解釈したらいいのかわからない。
四角のスクリーンや音楽なしなど、独特な作り。


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誘拐の掟(2014)
A WALK AMONG THE TOMBSTONES
上映時間:114分
製作国:アメリ
誘拐犯に告ぐ。殺したら、殺す。
原作:ローレンス・ブロック『獣たちの墓』(二見書房刊)
出演:
リーアム・ニーソン/マット・スカダー
ダン・スティーヴンス/ケニー・クリスト
デヴィッド・ハーバー/レイ
アストロ/TJ
ダニエル・ローズ・ラッセル/ルシア

 ローレンス・ブロックの“マット・スカダー”シリーズの一編『獣たちの墓』を「96時間」「フライト・ゲーム」のリーアム・ニーソン主演で映画化したハードボイルド・サスペンス。残忍な犯行を重ねる猟奇殺人鬼と落ちぶれた元刑事マット・スカダーの緊迫の攻防をスリリング描く。共演は「ザ・ゲスト」のダン・スティーヴンス。監督は「ルックアウト/見張り」のスコット・フランク
 1999年、ニューヨーク。かつて酒に溺れ、刑事を辞めた冴えない私立探偵マット・スカダー。ある日、ドラッグ・ディーラーの男から、“妻を誘拐して惨殺した犯人を突き止め、捕まえて欲しい”との依頼が舞い込む。やがて犯人は2人組で、警察に通報できない麻薬関係者の身内ばかりを狙い、猟奇的な凶行を繰り返していることが明らかとなってくる。そんな中、新たな誘拐事件が発生する。被害者は別のディーラーの14歳になる娘ルシア。同一犯の仕業と確信し交渉役を引き受けると、残忍で狡猾な犯人を相手にギリギリの駆け引きを展開し、徐々に追い詰めていくスカダーだったが…。<allcinema>

単なるハードボイルド作品じゃなくて、主人公の過去を引きずった設定が興味深かった。その中でTJとの関係はホッとさせられる。
テンポのいい展開と、ハラハラさせられる場面もあって、中々面白かった。