それでも、やっぱりパパが好き!

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それでも、やっぱりパパが好き!<未>(2014)

INFINITELY POLAR BEAR
上映時間:87分 製作国:アメリ
監督:マヤ・フォーブス
出演:
イモジーン・ウォロダースキー/アメリ
アシュリー・アウフダーハイデ/フェイス

フォックスキャッチャー」「スポットライト 世紀のスクープ」のマーク・ラファロが、躁うつ病を患いながらも愛する娘たちのために奮闘する父親役を演じたヒューマンドラマ。1970年代後半、ボストン。妻マギーや2人の娘と暮らすキャムは双極性障害で異常な行動ばかり取り、失業を繰り返していた。マギーはそんな夫のもとを一度は離れようとするが、パパのことが大好きな娘たちのために、週末だけ自宅に戻ることを条件にニューヨークの大学院へ進学することに。こうして父娘だけの新たな生活が始まるが……。アニメ映画「モンスターVSエイリアン」の脚本家マイア・フォーブスが自身の父親と家族をモデルに執筆した脚本を、自ら初メガホンをとって完成させた。主人公の妻マギー役を「アバター」のゾーイ・サルダナ、長女役をフォーブス監督の実娘イモージェン・ウォロダースキーがそれぞれ演じた。(映画.com)

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)ノミネート

マーク・ラファロの演技に拍手。
ほんとにどんな役でもこなせる役者さんだなあと、見入ってしまいました。
後でゴールデングローブ賞にノミネートされたと知ってけど、
納得の演技でした。

躁うつ病のパパとふたりの娘の日常を描いていて、
世間的には面倒くさくて恥ずかしくて、困った父親だけど、
ちゃんと両親のことをわかって、そんな父親と暮らす娘たちがいじらしい。

18か月、母親が大学院を卒業するまでのエピソードをシンプルに繋いだ中に、
家族の在り方を描いた作品。
大きな感動はないけど、優しい気持ちになれる。

現代に設定しなかった理由はどこだろう?
と思っていたら、監督の実体験を基に脚本が書かれていると知って納得。
日本で言うところの昭和っチックな雰囲気が、
温かさを醸し出しているのかもしれません。
現代はもっと殺伐としているのかもね。