ギルバート・グレイプ(1993)

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 「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のスウェーデンの監督、ハルストレムのハリウッド進出二作目で、日本でも成功を収めた黄昏色の青春映画。どこか「ラスト・ショー」を思わせる、アメリカ中西部の田舎町。そこのくすぶった生活を描き、観る者にその町を訪れた気分にさせる。警鐘塔に登るのがクセの知的障害を持つ少年、家から出られないほど肥えた女、大スーパーマーケットの前でひっそりと商いをするよろず屋、突如出現したハンバーガーチェーン店……、など、象徴的な要素をうまく使って表現している。しがないよろず屋の店員J・デップは、トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女(J・ルイス)の出現によって、袋小路のような自己の生活を見つめ直していく。デップをはじめ、演者みんなが素晴らしく、特に弟役のL・ディカプリオは傑出した名演を見せる。<allcinema>
1993年 原題:WHAT'S EATING GILBERT GRAPE 上映時間:117分 製作国:アメリ
あなたに会えてよかった。
監督:ラッセ・ハルストレム
原作:ピーター・ヘッジズ
脚本:ピーター・ヘッジズ
音楽:アラン・パーカー ビョルン・イシュファルト
出演:
ジョニー・デップ/ギルバート
ジュリエット・ルイスベッキー
メアリー・スティーンバージェン/ベティ
レオナルド・ディカプリオ/アーニー
今回の午前十時の映画祭に、この作品がラインナップされていると知って
絶対に観ようと思っていました。

DVDも持ってるから何度も観ているけど、劇場鑑賞は初。
ちょっと画像が荒い気はしたけど、それも味わいとなっていました。

何度も観ていて、レオくんの演技の素晴らしさが当たり前になってくると、
彼を取り巻く人たちの存在が丁寧に描かれていることを感じます。

閉塞感から解放されるラストは若者たちの未来を感じさせて、
とても清々しい気持ちになりました。

もちろんジョニーもいいです