蜘蛛の巣を払う女 (2018)

イメージ 1
 作者スティーグ・ラーソンの死後に発表され、日本を含む世界中でセンセーションを巻き起こした北欧発の一大ベストセラー『ミレニアム』3部作。本作は新たな作者を迎え、その続編として発表されたシリーズ第4弾『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』を、ハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」の製作陣が映画化したサスペンス・アクション。主演のリスベット役は新たに「ブレス しあわせの呼吸」のクレア・フォイ、共演にスベリル・グドナソン。監督は「死霊のはらわた」「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス
 冬のストックホルム。背中に大きなドラゴン・タトゥーの天才ハッカー、リスベット・サランデルのもとに、人工知能(AI)研究の世界的権威であるフランス・バルデル博士から、ある依頼が舞い込む。それは、彼が開発した核攻撃プログラムを、アメリカのNSA(国家安全保障局)から取り戻してほしいというものだった。リスベットにとっては、決して難しいミッションとは思えなかった。ところがそんなリスベットの前に、彼女の過去が思いもよらぬ形で大きく立ちはだかってくるのだったが…。<allcinema>

2018年 原題:THE GIRL IN THE SPIDER'S WEB 上映時間:115分 製作国:アメリ
リスベット、16年前なぜ私を見捨てたの――
監督:フェデ・アルバレス
原作:ダヴィド・ラーゲルクランツ
キャラクター創造:スティーグ・ラーソン
脚本:ジェイ・バス フェデ・アルバレス スティーヴン・ナイト
音楽:ロケ・バニョス
出演:
クレア・フォイ/リスベット・サランデル
スヴェリル・グドナソン/ミカエル・ブルムクヴィスト
シルヴィア・フークス/カミラ・サランデル
ティーヴン・マーチャント/フランス・バルデル

原作者が亡くなっていて、ミレニアムシリーズはもう出ないと思っていたので、
新作という文字に驚き、別の作者が続きを書いていたと知って二度びっくり!でした。

ハリウッド的なラストシーンも、次はどうなるのかなあと楽しみだったから、
メンバーが変わってしまったことは残念だったんですよね…。

さて、今回も面子は、勉強不足で知らない俳優さんばかりだし、
ストーリーも知らなかったから、そういう意味では新鮮でした。
ミレニアムシリーズだと思わずに観れば、それなりに楽しめる作品ということです。

頭脳戦というより肉弾戦。
アクション映画になっていて、女性版ボーンシリーズを観ているみたいでした。
もっとサスペンス的な要素があると深みが増したかも、とは思いました。

ただ、北欧の凍てつく寒さは十分に感じられる点は変わっていません。
身震いするような景色には引き込まれました。

ということで、書店で並ぶ新シリーズ。
こちらは続編があるんでしょうかね