名探偵の掟

名探偵の掟/東野圭吾

完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。


久しぶりに手にした“東野圭吾作品”は、いつもと少々趣が違いました。

ミステリーとはどうやって世に出回り、楽しませているか…。

一読者として、見抜かれた気恥かしさもあり、
作者としての苦労も見えて、それはそれで面白い作品ではあるのですが、
いつものように重厚な“東野ワールド”は見当たりません。

短編集なので、時間や場所を問わずに読めます。
イメージ 1
長編の合間の頭休めにはもってこいですが、
この作品を本当に理解しようと思うなら、
解説にあるように、彼の作品と照らし合わせて読み進めるといいのでしょう。

東野作品は、まだまだ読んでみたいですね。