魔王 伊坂幸太郎
7月の1冊は【魔王】
書店でお勧めの表示が出ていたので、選んでみました。
書店でお勧めの表示が出ていたので、選んでみました。
『偉そうに座ってんじゃねぞ、てめえは王様かっつうの。ばーか』
主人公の安藤は、会社からの帰りに乗ったJRで、
乗り込んできた老人が席に座れずに、若者の前に立っている姿を見ていた。
もし自分があの老人だったら、どんな言葉をぶつけているか…。
主人公の安藤は、会社からの帰りに乗ったJRで、
乗り込んできた老人が席に座れずに、若者の前に立っている姿を見ていた。
もし自分があの老人だったら、どんな言葉をぶつけているか…。
不思議な能力を持った安藤が、
巷で評判のカリスマ政治家“犬養”に危険を感じ、その力で何とかできないかと思う。
巷で評判のカリスマ政治家“犬養”に危険を感じ、その力で何とかできないかと思う。
ここで描かれているのはフィクションなんだけれど、
限りなく現実に近い世界なので、錯覚してしまいそうになります。
限りなく現実に近い世界なので、錯覚してしまいそうになります。
読んだ人がそれぞれに考えることなのでしょう。