海街diary
小学館flowersコミック吉田秋生著/
海街diary1 蝉時雨のやむ頃
海街diary2 真昼の月
海の見える街、古都・鎌倉を舞台に清新なタッチで描く、家族の喪失と再生のものがたり。
吉田秋生が新境地に挑む、畢生(ひっせい)の感動シリーズ
現在5巻まで刊行
たまたまネットで目にして、好きな漫画家さんだったので久しぶりにコミックを買いました。
吉田秋生作品はたまに映画化もされてます。
少女マンガしか知らなかった中学生の頃に出会った漫画家さんです。
もちろに在も少女マンガを描いてる人なんだけど、主人公が男の子というのは、
その頃の私にとっては衝撃的。
とくに女の子が全然出てこない【BANANA FISH】なんてびっくりだったけど、完璧にはまりました!
今ならNYのギャングの話なんて全然驚かないけど、当時は新鮮だったな~。
というハードな作品も多いけど、普通の街並みの、普通の暮らしを描いた作品も多く
心の動きや会話が気に入ってます。
今回の作品は、鎌倉が舞台。
三姉妹の元に、自分たちを捨てて出ていった父親が亡くなった
という知らせが届いたところから始まります。
三姉妹がとても個性的なんだけど、その亡くなった父親にもう一人子供がいて
四姉妹になっていくまでが1巻。
この四番目のすずが、長女に“お父さんを看取ってくれてありがとう”と言われ
号泣するシーンではもらい泣きでした。
そのすずが鎌倉でサッカー部に入り、中学生活を描いたのが2巻。
途中であれ?と思うキャラが登場。
そちらもまた読み返してみようと思いました。
今後の四姉妹が気になります(^^)