アルゴ

イメージ 1ベン・アフレック主演・監督映画化! 大使館人質事件勃発! 街に隠れた大使館員六人を救出するため、CIA偽装工作チームが決行した、映画界を巻き込んだ作戦とは?
CIA史上、最もありえない救出作戦
作戦チーフが明かす小説より大胆な《真実》
 
1979年11月、イラン・アメリカ大使館占拠事件勃発。このときイラン側に知られることなく大使館員6人が脱出し、カナダ大使らにかくまわれていた。危険が迫った彼らをテヘランから救出するためCIAの偽装工作班のメンデスは映画のロケ地探しを装った奇抜な作戦を計画、ハリウッドで偽プロダクションを設立する……。秘密のベールを脱ぎ、映画化された救出作戦。数々の栄誉に輝く元CIA局員が真実を語る。
 
 
アルゴ Argo
著:アントニオ・メンデス、マット・バグリオ
訳:真崎義博
 
4月の1冊は、同名映画の原作本です。
 
実は映画になった部分はこの中の後半で、
前半は、歴史の説明と、大使館やCIAの説明がその多くを占めています。
 
なので、正直ちょっと退屈でした。
 
ただ、CIAというのは、本当にこんな活動しているんだと驚きはしましたけどね。
いろんな映画で見たようなことが、実際に行われているということ。
 
映画の部分は関しては、もっと淡々と進んでいて、
やっぱり映画はエンタメ性を強調してるということです。
 
脱出のシーンもあれほど劇的ではないし、
メンデス氏は離婚してなくて、ちゃんと家族がいる。
でも、だからこそのシーンはありました。
作戦に向かう時、奥さんとの別れは辛かった。
もしかしてこれが最後かも、といつも思うわけですからね。
 
映画とは違う「アルゴ」は楽しめます。