本の話

ノスタルジア

著者: 小池真理子 幻想に彩られた人外の恋 妻子ある父の友人と恋に落ち、突如その死を看取った。それから15年、武蔵野の路地裏でひっそりと暮らす繭子のもとに故人と瓜ふたつの息子・俊之が訪ねてきた。胸騒ぎはやがて懐かしさに変わり、人生の半ばを過ぎた…

同級生

修文館高校3年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。著者のタ…

あかんべえ

江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。亡者の姿は誰にも見えなかった。しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、高…

探偵ガリレオ&予知夢

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才…

眠りの森

【内容情報】(「BOOK」データベースより) 美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎…

白夜行

http://img.7andy.jp/bks/images/i3/30965313.jpg 1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、そ…

小説・宿命

宿命 東野圭吾 高校時代の初恋の女性と、心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、 警察官となった。 男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。 刑事と容疑者、幼なじみの二人…

あれれ・・・?

せっかく書いたのに、記事が消えてる!? やっぱりマックじゃだめなかな。 今晩もう一度がんばります~^^;

王妃 マリー・アントワネット

美しいブロンドの髪とあどけない瞳を持つ14歳の少女が、 オーストリアからフランス皇太子妃として迎えられた。 少女はやがて、ヴェルサイユに咲いた華麗な花と呼ばれ、 フランス最後の王妃として断頭台に消える運命にある……。 フランス革命を背景に、悲劇の…

小説・手紙

またしても映画の原作本を手にしてしまいました。 "東野圭吾氏"の作品は、【変身】に続いて2作目です。 ・・・ちなみに、【変身】も映画になってますよね。 強盗殺人で服役してしまった兄・剛志を持つ弟・直貴。 進学も就職も、恋愛も、剛志の所為ですべてを諦…

小説・地下鉄に乗って

地下鉄に乗って~浅田次郎~ 初めての浅田作品です。 映画が始まる前に読もうと思って手にして早一ヶ月・・・。 いつになったら読み終えるかと思っていたのですが、 ようやく読み終わりました。 最後はいっきに百ページぐらい読み通したのですが、 これは後半が…

with you~幻冬舎文庫~

久しぶりに読書の話題です。 テレビの調子が悪くて、夜にすることがない・・・。 そんな訳で、しばらく放っておいた文庫を読み終えました。 with you 江國香織さんや小池真理子さん等の短編集。 女流作家が書いた女性のための官能小説です。 SM女王の話や、男…

嫌われ松子の一生

これは映画じゃなくて、原作本を読みました。 最近のわたしの読書傾向は、映画の原作本。 前回は、江国香織さんの『東京タワー』でした。 で、『東京タワー』も良かったけど、『嫌われ松子の一生』は止まらなかった。 ただ単純に、松子の一生を描いた物だっ…

ちょっと怖い恋愛小説

最近また読書復活中。 以前に読んだ、唯川恵さんの『愛なんか』を また読んでみた。 短編の恋愛小説。 中心だけ書かれてるから、その周辺を想像できるし、 その内容がありそうでなさそうで・・・。 意味あり気で面白かった。 で、別の作品を買って読み始めた。 …